ロイヤル・ウィーはいけ好かない野郎の証

自分のことを単数形(I, my, me, mine)ではなく複数形(we, our, us, ours)で話す人って
映画の中にたまに登場しないでしょうか?

例えば最近の映画なら「ゼロの未来」の主人公・コーエンが
自分のことを複数形で話していましたね。

実はこれ、「ロイヤル・ウィー(royal we)」と言って、
旧約聖書の神様や、王様みたいな身分の高い人達が使う言葉なんです。

でも「ゼロの未来」のコーエンは神様でも王様でもないですし、
他の映画に登場するロイヤル・ウィーを使う人達も
神様や王様みたいな人ばかりではないですよね?

そんなコーエンみたいな人達は、なんでロイヤル・ウィーを使うのか?
その答えは、自分のことを特別な存在だと思っているからです。
なんせ神様でも王様でもないのに、
神様や王様のような言葉を使っているわけなんですから。

自分は特別だ、自分は他よりも上の人間なんだ、
そんな風に自分や周りの人達を見ている人ってちょっと嫌な感じですよね。
だからこそコーエンがロイヤル・ウィーを使う度に
天才少年・ボブ君はイラッとしているわけなんです。

映画の中で使われるロイヤル・ウィーは、
いけ好かない野郎の証、というわけなんですね。

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