大ヒット上映中の嘘

映画の宣伝によく使われる「大ヒット公開中」という言葉。
実はこれ、何の根拠もないただの宣伝文句なんです。

デキは悪くないが…実写版“ジョジョ”記録的大コケの敗因

こちらの記事にもあるように、
興行的に成功していなくてもこの言葉が使われることがありますし、
公開初日から映画の公式サイトにこの言葉が出ていることもあります。

要するにこの言葉は、
「大ヒットしてくれたら良いなと思って公開している最中です」という
興行側の気持ちを表しているだけの言葉であって、
大ヒットしているかどうかということには何の関係もないんです。

大ヒット公開中だからといって
その映画が本当に大ヒットしているとは限りません。
大ヒット公開中だからといって
その映画が面白いと保証されているわけではありません。
皆様くだらない宣伝文句に踊らされないようご注意を。

愛愛

昨今の映画のポスターや予告編などで、「愛」という言葉が多用されています。

「愛」をテーマにした映画であれば別に何の問題もないんですが、
まったく「愛」なんて関係ない映画でもこの「愛」という言葉が使われるのは
非常に陳腐に感じます。

それでは、「愛」を連呼している歌でも聴きながら、その一例をご覧ください。

アナと雪の女王

凍った世界を救うのは―真実の愛。

アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン

愛を知る―全人類に捧ぐ。

イングリッド・バーグマン 愛に生きた女優

愛することを怖れない。

永遠の0

この空に願う、未来―壮大な愛の物語。

寄生獣 完結編

愛する人を、守れますか?

グリーンマイル

永遠に心に生きる愛と奇跡の感動大作。

3月のライオン

闘う、愛したい、生きる。

愛することを知った18歳の将棋のプロ棋士・桐山零と、
彼をめぐる人々の冒険は今、クライマックスへ―!

ジェーン

この愛だけは、奪わせない。
母となったナタリー・ポートマンが本当に描きたかった愛の形

愛する家族を守るため、彼女は銃をとる。

この愛だけは、奪わせない―

愛を詰め込め!
特製 愛の巾着袋

セールスマン

たどり着いた真実は、憎悪か、それとも愛か―

パブリック・エネミーズ

大胆不敵な銀行強盗
奪うのは、汚れた金
愛したのは、たった一人の女。
伝説の指名手配犯、ジョン・デリンジャー。その愛と野望の逃亡劇

光をくれた人

この子を育てることは、過ちですか?
この子を愛することは、罪ですか?

マリアンヌ

何度涙を流せば、愛する妻を守れるのか。

夜に生きる

罪を重ねて、愛におぼれて、心を殺して、

リリーのすべて

あなたの愛で、本当の自分になれた。

ルーム

本年度アカデミー賞を貫いた愛

レヴェナント 蘇えりし者

愛は死んだ。憎しみだけが生きている。

俺の愛は死んだから

最愛の息子

俺の愛はもう死んだから

レオン

込めたのは、銃弾と愛。

レ・ミゼラブル

愛とは、生きる力。

生涯ワースト10+その理由と呪詛を軽く

生涯ベスト10の逆バージョン、生涯ワースト10も折角なので載せておきます。

もちろんこれより酷い映画は世の中にたくさんあると思いますが、
それだけじゃなく自分を特にイラつかせた映画を入れているつもりです。

1. ノスタルジア


神様気取りのご立派な芸術家様の作る
ご高尚なお芸術作品らしきクソつまらない映画になんて
いちいち付き合ってられません。
映画を観た人に何かを伝えようという気がはなからなく、
最初っから最後まで完全に自己完結してるんだったら
どうぞご自分の頭の中だけでお好きなようにやっててください。

2. ザ・バンク 堕ちた巨像


最初っから最後まで本当にグ~ッダグダ。
もう何がしてえんだよ、何がしてえんだよ、何がしてえんだよ、
ふざけんなーーーーー!!という感じで終わってしまった、
正直一切の愛を向けられない映画です。

3. テラフォーマーズ


この映画を作った人達の中に
最後まで本気でこの映画を面白い映画だと思って作った人が一人もいない、
ということがヒシヒシと伝わってくる、
観てて空しくて空しくて堪らなかった映画です。
本当にこれは酷い。

4. 書を捨てよ町へ出よう


アングラだか何だか知りませんが、
ひねたことを垂れ流しにしてるだけで面白くも何ともありません。
こんなつまんない映画を前衛的だと言うくらいだったら
自分は時代遅れで結構です。

5. 真夏の方程式


吐き気をもよおす邪悪な行為を
薄っぺらな美談で許してしまう、という
まともな倫理を持ち合わせているとは到底思えない映画です。
映画の出来自体がそこそこ良いだけに、
下手したら本気でこの映画の悪事を「あり」だと思う輩が出てきかねない、
極めて有害度の高い映画だと思います。

6. ロボジー


「作る」ということを完全になめている登場人物達の姿に
イライライライラさせられるばかりで
面白さを感じる余地なんかまったくない映画でした。
っていうかこの映画を作った人達は
この映画の登場人物達を見て怒りを感じないんですかね?
だとしたらこの映画を作った人たちも
「作る」ということを完全になめているんだと思います。

7. 更年奇的な彼女


女尊男卑もここまできたか。
男をなめるのも大概にせえよ、このゴミ屑女!
と、観てて怒りしか湧いてこない映画でした。
こんなもんを良しとできる奴となんか
一生関わり合いを持ちたくありませんね。

8. ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還


1作目が178分、2作目が180分、3作目が201分と、合計約9時間20分も掛けて、
面白いところが一つたりとも存在しない、
という観た後の徒労感が半端じゃない映画でした。
まさに時間の無駄。
何でこんなもんをわざわざ観なくちゃいけないんだと世の中を呪った映画です。

9. キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー


アクション映画を映画館で観て、あまりの退屈さに眠ってしまった、という
生まれて初めて、かつおそらく二度と同じことは起こらないであろう
極めて貴重な体験をさせてくれた映画です。
あと、マーベルの一連のアメコミヒーローものの映画が
くだらな過ぎるっていうのも理由の一つではあります。
アイアンマン3だけは好きなんですけどね。

10. 寄生獣 完結編


原作の漫画「寄生獣」が大好きな人間としての怒りも当然あるんですが、
人気漫画の安易な実写化、
大した意味もない二部作構成、
そしてこんなブッサイクな演出しかできない山崎貴
ヒットメーカーと認識されている今のこの日本の映画界の現状。
それらすべてを含めてクソ過ぎる!

生涯ベスト10+その理由を軽く

自分の生涯ベスト10の映画って何かな~、って考えてたら結構楽しかったので、
簡単な理由も合わせて載せておきます。

映画が好きな人間にとっての簡単な自己紹介にもなりますしね。

1. ダイ・ハード


この映画がなかったら間違いなく自分は映画が好きな人間にはなっていません。
とにかく面白い!そして野沢那智の吹き替えが素晴らしすぎる!
小学校に入る前から大好きな最高の映画です。

2. 素晴らしき哉、人生!


こんなふうに生きられたらどれだけ良いだろう、
という理想の極みを描ききった超ド直球の感動作。
古今東西ありとあらゆる映画の中から
一つだけ未来に遺しておくべき映画は何か?と聞かれたときに
絶対的に選ばれるべき永久不滅の大傑作です。

3. 顔のない天使


話の内容が良いってことももちろんあるんですが、
生まれて初めて友達に出会えたような、
そして自分の将来の姿を見ることができたような、
そんな感覚がある映画なのです。

4. ブレイブハート


何かと戦うときはこのぐらいやってやるんだ!っていう勇気が湧く映画です。
あと音楽が凄く良いんです。
映画のサントラにはあまり興味がないんですが、
唯一この映画のサントラだけは買って今でもたまに聴いてます。

5. マトリックス


キャラクターもアクションも映像も超カッコイイんだけど、
何よりも設定が面白い!
現実なんて所詮こんな程度のものなんだ、と考えると元気が出てきますね。

6. レヴェナント 蘇えりし者


間違いなく現在の最高品質の映画です。
少なくともこれから五年以内に
この映画の品質を上回る映画が出てくるなんてことはないでしょう。
あとこの映画、言ってしまえばちょっと内容を理解するのが難しいんです。
でも何とか分かりました。
そういう意味で、
今までいろんな映画を観て映画の勉強をしてきて良かったな、と思えた映画です。

7. ターミネーター2


バケモンVS超バケモンが最高に面白い!
それからこれですよ。
「運命なんてものはない。未来は自分の手で作るものだ。」

8. ゴッドファーザー


極上の人間ドラマが堪能できます。
あとラストシーンがカッコイイんですよね。物凄く。
何回観てもあのカッコ良さには痺れます。

9. ダークナイト


これぞヒーロー!まさにヒーロー!だからヒーロー!
公に認められるヒーローなんてろくなもんじゃありません。
ヒーローってのはこうあるべきなんです!

10. ライフ・イズ・ビューティフル


反則的な感動があるおとぎ話。
こんな手でこられたらそら泣いてまうわいな。

高台家の人々

dTVのオリジナルドラマで、監督は土方政人、主演は小松菜奈間宮祥太朗
6月4日から公開されている映画「高台家の人々」に登場する高台家の両親の若い頃のお話です。
公式サイト

「高台家の人々」という作品の特徴的な設定であるテレパスが、まったく話に関係していない、
という時点でもう既に「なんだかなぁ~」という感じだったんですが、
本当にただ主役の男女がくっ付くことになる、というだけのスッカスカのストーリー、
実在感などまるでない記号的な登場人物、
やたらと段取り臭い会話ややり取り、
直前のことをそのまま繰り返すだけの回想シーンなど、
とてもまともに観ていられるような代物ではありませんでした。

他にも細かいことを言い出せば、
舞台が30年前のはずなのに「空気が読めない」なんて割と最近の言い回しが乱発されていたり、
登場するたびにテニスラケットを持ってる小松菜奈が間抜けに見えたり、
いつの間にか小松菜奈シャーロット・ケイト・フォックスが知り合いになっていたり、と
色々と引っ掛かるところはあったんですが、
どうもこのドラマ、見た目が綺麗な人は綺麗なまま、
見た目がよくない人は笑いもの扱いされるか、悪い人か汚い人、という傾向が、
正直差別的と言ってもいいくらいに強く、あまり観てて気持ちの良いものではなかったです。

ま、そもそも30のオッサンが観るようなドラマではないと思いますので、
恋愛ドラマが好きで好きでたまらない、内容なんてどうでもいい、という人なら観てもいいんじゃないでしょうか。